【元水族館獣医師が思う】動物園、水族館の楽しみ方…王道編

どうぶつ

ぽこです。

獣医師を10年以上やっています。子供の頃から動物が大好きでした。でも、家庭の事情で家では動物が飼えませんでした。そのため両親はよく動物園や水族館へ連れて行ってくれました。

その結果、動物園や水族館が大好きになり、ついには水族館獣医師にまでなってしまいました。5年以上勤めましたが、諸事情により現在は違う職についていますが、変わらず動物園や水族館の大ファンです。

そんな私が思う、動物園や水族館の楽しみ方をご紹介したいと思います。今回は王道編。

動物園や水族館は家族連れはもちろん、友人同士のお出かけ、デート、1人でも楽しめる場所なんです!知らないなんてもったいない。

お出かけの参考になれば嬉しいです。

動物園、水族館の楽しみ方はそれぞれ

楽しみ方は人それぞれ

動物園や水族館の楽しみ方は人それぞれ、自分が好きなように楽しめればいいと私は思っています。

実際に野生ではなかなか見ることができない動物たちが、動物園に来れば間近で見られる。図鑑をひっくり返して、その動物がどんなところに住んでいるのか、何を食べているのかなど調べて、実際に動物園へ行く…そんな子供でした。

大人になってからも大学の授業が終わって、午後から閉園まで動物園でぼーっとしたりしてました。そんなちょっとマニアックなわたくしも、全く初心者の方も、受け入れてくれる懐の深さ、素晴らしい施設です笑。

コスパ最強!

園館にもよりますが、数百円程度の入場料で丸一日楽しめるところもあります。例えば東京の上野動物園などは大人600円です。

一般的に民間企業が運営している園は入場料が高くなる傾向があります。規模にもよりますが、3000円ほどかかる場合も。関東の一例を以下に紹介します。

鴨川シーワールド 大人1日3300円

アクアパーク品川 2500円

サンシャイン水族館2600〜2800円

富士サファリパーク 3200円

よこはま動物園ズーラシア 800円

(2023年5月現在、各公式サイトより)

かなり価格は違うので事前にチェックしておきましょう。また、園によってはお得な年間パスポートやセットチケットなどもあります。

動物園、水族館を楽しむためにおさえるべきポイント

まずは土日と平日

まず土日と平日ではもちろん、混雑具合が違います。個人的には混雑は好きではないので平日にゆったり好きなように回るのが好きです。

しかし、土日はそうは行きません。基本的に混むものと思って動くのがおすすめです。そして最大限に楽しむために私が押さえてるポイントは以下のものです。

持ち物

飲み物、軽食を持つこと

飲み物、軽食をもつこと。

現地で買うと高いです。シンプルに。ペットボトル200円とかすると、正直えーって思いますが、必要だと買わざるを得ないですよね。また、混雑時には自販機売り切れ、売店は長蛇の列なんていうこともあります。

少なくともペットボトル一本程度は持参します。本当はもっとケチって水筒だったりしますが。

なんせサーモスの水筒が優秀なので。ペットボトルの飲み物は時間が経つと常温になってしまいます。春秋なら全然それでもいいのですが、真夏、真冬は出来れば冷たいもの、または温かいものが飲みたい!学生の頃から仕事、お出かけまで私はサーモス愛用してます。朝熱い飲み物入れておけば夕方までホットで楽しめます!

同様にすぐ食べられる軽食(小さめのパンとかお菓子)も持っていきます。何故かというと、園のレストランは限られているため、土日は絶対に混雑するんです。席を求めてウロウロするのも勿体ないと思ってしまう私は、ちょっとしたお腹の足しになるお菓子やパンなどをつまみ、13:30〜14:00過ぎくらいに昼食を取ることが多いです。

荷物はなるべく軽く

荷物はなるべく軽く、両手が空くようにすること。

上記とちょっと矛盾するかもしれませんが、荷物は少なく軽いに越したことはありません。長時間動いていると、軽い荷物であっても疲れてくるとずしっと負荷になります。選抜して必要最低限のものを持っていくことをお勧めします。

靴は歩きやすいもの1択

靴は歩きやすいもの1択。

個人的にはスニーカー。たまにデートと思しき彼女がヒールのサンダルなんぞ履いているのを見かけます。動物園はもちろん、室内の水族館であっても展示スペースを確保するために順路は迷路のように巡らされています。よって意外と歩くんです。

水族館に勤務してた頃、おそらくヒールで痛めたであろう足を引きずり、頑張って笑顔で過ごす女子たちを見てきました。ぜひ歩きやすい、オシャレな靴でデートに臨んでいただけると楽しめると思います。

なるべく朝イチ

時間帯はなるべく朝イチ。午前中勝負です。

なぜなら動物たちの動きがあるから。以下の投稿で詳しく解説しています。

動物たちの生活リズムからすると、午後からはもう寝ていることが多く、せっかく来園しても寝姿(しかも背中だけとか)しか見られず、会話も弾まない…なんてことも。ちなみに私の夫は、動物園といえば動物が寝てるだけでつまらないと思ってたらしいです。これは勿体ないです!ぜひ活動的な動物たちの姿を楽しんでほしいと思います。

イベントはチェック

これはもう王道ですが、フィーディングタイム(餌やり)や飼育スタッフのガイドなどのイベントはぜひチェックしておくことをおすすめします。

なぜなら普段と違う動きの動物たち、多くは食べてる姿を見られることがメリットです。さらに普段から愛情を込めてお世話をしているスタッフの話まで聞けるとなると、マニアにはもう垂涎モノです。

本当に担当動物はかわいいのです!担当者しか知らない、その動物の面白さ、その子その子の性格や個性など聞くことも出来るかもしれません。

ただ、土日などは混んで人だかりになることもあるので、早めにポジション取りをする必要もあるかもです。

お目当ての動物を決める

土日は混んでること、また、子供連れだとなかなか動くことが難しいことも多いかと思います。

せっかく来たのだから全部を回ろうとすると、それぞれの動物を見る時間も少なく、混んでいたりすると疲労感もハンパありません。

そんな時はお目当ての動物、またはエリアを決めること。そこを目指して、達成されたら無理せず帰る。

混雑を避け、子供も飽きず、親も疲労が少なくて済みます。回れなかったエリアや、見られなかった動物は次回のミッションにして次に繋げるとネタ切れしません。

まとめ

動物園や水族館は大人でも子供でも楽しめるレジャー施設!コスパもよし。楽しむために元水族館獣医師かつ動物園ファンの私がおさえる王道のポイントは以下です。

  • ゆったり楽しむなら断然平日
  • 土日でもポイントをおさえて、満喫可能
  • 飲み物と軽食を持参
  • 荷物は軽く、両手が空くように
  • 靴は歩きやすいもの1択
  • 基本は朝イチから午前中
  • イベントはチェックすべし
  • お目当ての動物やエリアを絞って集中すべし

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