こんばんは、ぽこです。
水族館に行ったらかわいいイルカと写真を撮ったり、遊んだりしたいですよね。でもプールの中のイルカたちは泳いでいても寄ってくることがなく、ちょっと切ないことありませんか？？
イルカたちと触れ合ったり、写真を撮ったりするプログラムは有料であったり、すぐ売り切れてしまうことも多いです。水族館で約5年くらい働いてましたが、たまにイルカがみずから寄っていくお客さんがいるんです！そんな人の特徴をまとめました。今度水族館に行ったときに試してみたら、イルカが寄ってきてくれるかも？？しれません。
時間帯
もともとイルカはとても好奇心旺盛で遊び好きです。遊ぶことでイルカたちの健康にもいい事がたくさんあります。そんな彼らと急接近するため、まずは時間帯です。
これはイルカに限ったことではないんですが、動物たちは1日の生活リズムがあります。午前中は割と活発な事が多く、午後はのんびりしていることが多いです。これはアシカやアザラシ、ペンギンたちもそうです。遊びに誘うなら午前中、しかも開園直後のような早めの時間帯が彼らのテンションが上がりやすく狙い目です。
独特な動きをしている人
よく観覧窓で手を振ったり、トレーナーが出すサインの真似をしているお客さんがたくさんいらっしゃいます。イルカたちから見ると「あ、またこれか」という感じで、気が乗らないと寄ってこないことが多いです。逆に言えば、普通の人がやらない動きをしていると好奇心旺盛なイルカたちは「なんだろう？？」と寄ってきます。若者たちのグループがダンスをしていたり、小さなお子さんが色々な動きをしたりしていると寄ってくることが多かった経験があります。
「いやあ、ちょっとそこまでは恥ずかしいなあ」という方！ぜひイルカたちと鬼ごっこをしてみてください！イルカと目があったらささっと逃げて、また違う方向へささっと逃げる。観覧窓がある場合は窓を使ってかくれんぼしても楽しいです。最初は「？」というイルカもついつい追いかけて、気づけば夢中！なんてことも。
奇抜な服装をしている人、キラキラを持っている人
普通のお客さんと違う、奇抜な格好をしている人にもやはり「なんだろう？？」と寄っていくことがあります。動くものが好きなので、ガラス面でヒラヒラ動いたりするものを追いかけている姿もよく目撃しました。また、鏡のようなものや反射板などキラキラ光を反射するものにも興味を示します。水中では魚の反射に似ているからかもしれません。これ、ペンギンたちも大好きです。
常連さん
常連さん…覚えるんですよね。本当に賢いなあと思います。私は経験がありませんが、先輩から聞いた話で、
ショーが始まってもプールの下の観覧窓で常連さんと遊んでいて（トレーナーに）寄ってこなかった事がある。
という伝説を聞いた事があります。ここまでになるには相当通い詰めなければいけないかもしれませんが…常連さんは動物たちの名前や個体識別まで覚えてくださる方もいて、本当に愛を感じます！
これはNG！
イルカたちの気をひくためにやりがちだけども、あまり良くないこともあります。
ガラス面をどんどん叩いたり、大きな音を出すこと
イルカたちは実は臆病で、水の振動や大きな音はかえってびっくりして怖がってしまいます。
プールの中にものや手を入れること
イルカの胃は４つに分かれていて一部がとても細くなっています。そのため、ちょっとした異物の誤飲で命に関わる事があります。絶対にプールにものは入れない、落とさないようにしましょう。また、ふれあいプールを除き、基本的には手は入れてはいけない園館がほとんどです。イルカたちの歯はとても鋭く、少し当たっただけでもスパッと切れます。（私は手を縫ったことがあります…）ふれあいプールにおいても係員の指示、ルールに従って楽しく遊んであげてください。
まとめ
いかがですか？ただ、あくまでもイルカたちの気分によるところが大きく、これらの方法を試しても必ず遊びにきてくれるとは限りませんのでご承知おきください。イルカは本当に遊び好きでかわいい魅力的な動物だと思っています。今度水族館へ行く機会があれば、よかったら試してみてくださいね。
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