ぽこです。
わんちゃんに病院で塗り薬を処方された時、つけても舐めてしまって困ったことはありませんか?
これ、病院でもよくお悩みとして聞くことが多いのです。今回はそんな時の対策3選をご紹介します。
塗り薬が出される場合とは?
皮膚や体表に病変がある
皮膚に局所的に病変(炎症や傷など)があり、内服と一緒、または外用ぬり薬のみで出されることが多いかと思います。抗生物質、抗真菌薬(カビの薬)、消炎剤(ステロイド)などが多いです。剤形も消毒液などの液体、ローション、クリーム、軟膏タイプなどさまざまなものがあります。
全身の保湿剤
アレルギーがある子はほとんどこれ出ますね。保湿、保湿、保湿!その他、脂漏症(アブラっぽいべたべた肌)だったり、乾燥肌でフケが出やすい子にも出すことが多いです。ローションタイプ、薄めて使うタイプ、泡で出るフォームタイプなどがあります。
自宅でシャンプー後にかけ流しするだけでなく、普段から化粧水のように使うことで皮膚の状態を改善し、痒みなどを起きづらくする効果があります。
つけてもうちの子なめちゃって、効果ないんじゃない?
よく聞くこの言葉‥
確かに身体に何かをつけられると、気にしてずっとなめてしまう子がいます。もとから痒みがある場合もありますが、特に足裏、指の間などに多い気がします。せっかくつけたお薬なので、効かせたいですよね。
保湿剤は身体の広い範囲につけるのでやっぱり気にする子もいます。
少しケガをした程度であれば治ってしまえば問題ないのですが、アレルギーによる皮膚炎だと繰り返しになることも多く、毎回飲み薬は不安だし、ぬり薬はなめてしまうし…うまくいかないと疲れてしまいますよね。
こうしてみよう!
塗り薬のタイプを変えてもらう
主治医に相談して、べたっとした軟膏タイプが気になるのなら、クリームタイプにしてもらったり、消毒液で済むのであれば変えてもらうのも一つの方法です。その子が許容できるタイプがどれなのか、試してみましょう。最初にぬり薬はなめてしまうことが多いと伝えて頂けると獣医師はちゃんと考えます!
塗る量は合ってる?
意外にこれ多いです。「よくなめちゃって‥お薬もう無くなりました!」と。よくよく聞いてみると、べったりたっぷり使っていたとのこと。たっぷり塗った方が効果がありそうに感じるのも分かりますが、用法、量は指示通りにしましょう。基本的には薄くのばす程度でいいことがほとんどです。量を減らしただけで、気にすることが減ることもあります。
塗るタイミングを工夫してみよう
それでも気にしちゃう子はお薬を塗るタイミングを工夫してみましょう。ご飯の前やお散歩、遊びの前に塗ってみてください。夢中になってる間にお薬がなじんで気にしなくなることが多いです。もし、ご飯やお散歩が終わると気にし始める場合はぬぐいとってしまってもいいです。一定時間お薬が患部に付いているだけでも効果はあります。
まとめ
ぬり薬が苦手な子はぜひ試してみてください。
- ぬり薬のタイプを変えてみる
- ぬる量を正しく
- ご飯やお散歩の前にぬってみる
ぬり薬は、特に皮膚にトラブルがある子にとって大きな味方になります。ちょっとした工夫で意外にすんなりクリアできることもあるので、参考になれば嬉しいです。
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