【獣医師の転職活動】在職中?それとも退職後?どっちがいい?

キャリア・転職

ぽこです。

獣医師を10年以上やっています。その間に何回か転職をしました。何回やっても転職活動には慣れないです。特に履歴書の卒業年を書く時にいつも数えてしまいます。卒業後時間が経つとこうなるのですかね‥

転職活動をする上で、タイミングって皆さんどうしてますか?在職中にやる場合と退職後にやる場合があるかと思います。私が感じたそれぞれのメリット、デメリットをまとめてみました。

私の個人的な結論は忙しくても「在職中」がおすすめです。理由もあわせて以下で解説していきます。転職活動をしたからといって必ずしも転職しなくてもいいので、一度やってみてはいかがでしょうか?

転職活動でやること

まずは転職活動でやることです。自分がいつまでに転職をしたいのかしっかりイメージをして逆算していくといいかと思います。

または今すぐ転職を考えていないが、求人を見てみたいという気持ちもとても良く分かります。私は仕事でモヤっとしたり、将来に迷ったりした時に求人情報をチェックすることで、モチベーションが上がります。

タスクは以下の通り。

求人情報のチェック

多くの転職サイトにひっきりなしに求人情報が出ています。その中から自分の希望する求人を探していきます。サイトごとに出ている求人も少しずつ違うので、複数チェックしましょう。

また、ブラックだったり、何らかの問題があって人が定着しない動物病院や企業はいつ見ても同じような求人情報が出ています。そんなところは条件が良くても、まず除外した方が安心かもしれません。

応募したい求人のピックアップ

溢れるほどの求人情報から自分の希望する項目に当てはまるものをピックアップしていきます。サイトにだいたいの絞り込み機能がついてるので分かりやすいですよね。自分が何を優先するか順位をつけて選んでいきましょう。

  • 勤務地
  • 給与(たまに残業代込みで記載してあるとこもあり)
  • 勤務時間
  • 福利厚生
  • 企業、病院のアピール欄

応募先に連絡

いざ、本当に受けたい会社や動物病院を見つけたらメール、または電話で連絡して選考の予定などを調整します。

書類の用意

だいたい履歴書、職務経歴書、志望動機書が必要になります。獣医師の場合、職務経歴書には以下のようなことを書くといいそうです。

  • それぞれの病院での診療件数、手術件数
  • 自分のスキル(軟部外科なら執刀可能とか)
  • できる検査の種類(心臓エコーで自力で評価可能とか)
  • 自分の得意分野、取り組んだこと

要するに自分の持っているスキルをしっかり伝えることで、「この人材が欲しい」と思ってもらい、さらに年収アップのためにも有利になります。

面接、実習

日程調整が済んだら、実際に面接や実習をしていきます。面接と実習込みで1日で終わる場合もあれば別日が設定されて数日かかる場合もあります。

転職活動とひと言で言っても、やることは結構ありますよね。

在職中の転職活動

在職中、つまり自分自身も動物病院で働きながらその裏で転職活動をすることです。

メリット

収入や社会保障が途切れない

働きながらなので、ちゃんとお給料が毎月入ってきます。病院によって社会保険が完備されている場合は、そういった保障も使う事ができます。実質的には転職活動中でも外から見たら分からないです笑

安定した収入があれば、安心して転職先をじっくりと熟考する余裕もできます。お金がないからと焦って、ブラックな職場に捕まってしまうことを避けることは重要です。

もしいい転職先が見つからなければ今の仕事をすればいい

転職活動をしていて、もし、自分の希望に合う条件がなかったとすると、それはすなわち「現在の職場以上の条件が見つからない」ということなので、安心して現職を継続しながら次の求人を待ちましょう。時間が経てばまた違う条件の求人が出てきます。転職活動だけならノーリスクですよね。

転職活動を通して現職のいいところを再発見できる(かも)

他の動物病院や企業を垣間見ることで、「実はうちの病院ってここがすごかったんだ。ここが良かったんだ」と再発見することがあるかもしれません。

気持ちがアガる

仕事でもやもやしたり、嫌になったりすることって誰しもあるかと思います。

「もうこんな病院やだ。仕事したくない」

そんな時に転職活動をしていると、その求人情報を見ているだけでも気持ちが落ち着いていきます。今の病院に縛られなくても、世の中にはこんなに職場があるんだと思うだけでも精神衛生上良かった経験があります。

デメリット

時間がない

働きながらなので、当然時間は限られています。動物病院は激務ですよね。深夜まで仕事をしていたりすると、書類作成一つとっても睡眠時間や休憩時間を削らないといけなかったりします。

休日を使って選考に向かう

もちろん、選考は現地に行かなくてはいけません。企業などではオンライン面接などがあるところもありますが、基本的には仕事中は不可能です。なので必然的に自分の休みの日に面接、実習の日程を入れていくようになります。

選考を受ける病院や企業が複数ある場合は休みが何日も潰れます。そして、日程に関してはこちらの都合だけではなく、先方の都合などもあるのでスムーズに選考が進んでいかなければ1ヶ月単位で時間が過ぎていきます。

有休も使える病院であればいいのですが、なかなか使いづらい病院も多々ありますよね。しかも今まで有休使ってなくて、いきなり使うとなれば怪しまれたり詮索されるかもしれません。(以前の病院の院長は有休理由を根掘り葉掘り聞く人でした…本当は理由を聞かないものなんですよー)また、自分の診察予約が詰まっていたりすると、有休もかなり前もってとる必要があったり、何かと予定を立てづらいと私は感じました。

転職のタイミングが難しい

大体聞かれるのが「いつから働けますか?」という質問。在職中だと「すぐに働けます!」とは言えないですよね。上司に黙って転職活動をしていると、退職を切り出すタイミングを前もって予測しておかないといけないので難しいです。

退職後の転職活動

一方で退職後に転職活動をする場合です。私の場合、辞めてから少しのんびりしたり自分の時間を過ごしてから「そろそろ働くかー」と開始する感じでした。

メリット

いったんリセットできる

退職してからしばらく獣医業を離れてのんびりしてみると気持ちがリセットされるんです。不思議と「ああ、また仕事したいな」と思ってくるから不思議ですよね。(個人の感想です)普段できない勉強をしてみるとか、自分のメンテナンスしてあげるとか、ひたすらぼーっとするとか…時間を贅沢に使えることが本当に嬉しく感じた思い出があります。

時間がある

働いているときに比べると、時間の制限は少なく、自由に使える時間が多いです。その分、落ち着いて求人情報を時間をかけてチェックしたり、書類を作成したりできます。

選考の日程調整が容易

時間に余裕があるので、面接などの選考日程を先方が提示する予定通りに進めることが可能です。希望すれば実習を数日行うことも可能なので、より正確に病院の状態を把握できます。

いつからでも働ける

特に特別な事情がなければすぐに働けることは選考の上でも有利です。

デメリット

収入がなくなる

一番はこれです。

無職なので、副業や不労収入がない場合はもちろん無収入です。失業手当が入るのは、自己都合退職だと待機期間の7日間+給付制限期間2ヶ月の後になります。動物病院では退職金制度がある病院は少ないため、その間の生活費は貯金で賄うことがほとんどです。その給付制限期間を超えてしまえば、働いていた頃よりは減額されますが、一定の金額はもらう事ができます。

あまり長い時間を転職活動にかけていると貯金も減っていく恐れがあるため注意が必要です。

時間があるため逆に転職活動が長引くことも

時間があるため、なかなか重い腰が上がらなかったり、選り好みをしたり、迷ったりで逆に長引くこともあります。熟考することはいいことですが、収入は減ったままなので、気をつけて生活して「貯金が気づいたらこんなに減ってた!」なんてことのないようにしましょう。

個人的には「在職中」の活動がおすすめ

私が転職活動を経験した中では「在職中」の転職活動がおすすめです。その理由は以下の通り。

  • 安定した収入がある(気持ちの上でとても重要)
  • いい求人がなければ安心して待機できる
  • 改めて自分の職場を客観視できて、かつ次に何を求めるのかが明確になった
  • 求人情報を眺めていると仕事のモヤモヤが少し晴れた

デメリットは時間のなさでしたが、そこは転職エージェントを利用することで大幅にクリアできました。現在、パワハラやブラックな労働環境にいる方はすぐに逃げてください!余裕のある方は、在職中から、なんとなくでいいので転職活動をしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

獣医師の転職活動は在職中に、数ヶ月単位で余裕を持って進めていくことがおすすめ。

  • 収入が途切れないので、生活と気持ちの安定に良い
  • いい求人が出るまで安心して待っていられる
  • 改めて自分の職場を客観視できる、よければ転職しなくてもOK
  • 仕事でもやもやしてる時に求人情報を眺めていると気が晴れる
  • 時間のなさは転職エージェント利用でカバー
  • 休日が潰れること、数ヶ月単位での転職を覚悟する
  • 退職、転職のタイミングは熟考すべし

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